キレイ目な雰囲気を醸す洒脱な着こなし&アイテム

ネイビーパンツは上品で落ち着きのある大人の雰囲気を醸し、洒脱なコーデのベースとなるキレイめボトムスの定番。高級感や重厚感、ストイックなイメージを内包し、ドレッシーなスタイルやエレガントな着こなしにシンクロする洗練度の高いアイテムだ。今回は「ネイビーパンツ」にフォーカスし、注目の着こなし&アイテムを紹介!

シャツのきっちり感とTシャツのカジュアル感を併せ持つポロシャツとネイビーパンツを合わせれば、上品な大人のキレイめスタイルも思いのまま。こちらの御仁は、くるぶし丈に設定したネイビーパンツとタッセルローファーの間に素足を覗かせ抜けを演出。カジュアルとドレスをイイ按配のバランスでまとめ、コーデの洗練度を高めている。

チェック柄のネイビーパンツに薄青デニムシャツを合わせて、ラフな雰囲気をプラスしたコーディネート。白Tシャツをインナー使いし胸元ボタンをワンポイント留めしたデニムシャツとのコンビネーションにより、チェック柄スラックスの印象をよりカジュアルにシフト。ドレスな着こなしとは異なるイメージの新鮮なスタイルを表現している。

ネイビーパンツを取り入れれば、チェック柄ジャケットコーデも上品で大人っぽく仕上がること間違いなし。ジャケットを悪目立ちさせることなく、柄モノ特有のクセをほどよく中和させ、洗練された雰囲気に。足元は白スニーカーでこなれ感をプラスするも、革靴合わせでシックにキメるもお好み次第。

抜け感のあるバンドカラーの白シャツと紺ジレ、ネイビーパンツと白スニーカーを合わせたキレイめコーデ。オーセンティックな雰囲気を醸すバンドカラーシャツとジレのコンビネーションは色味をネイビーと白でまとめ、スタイリッシュなテーパードシルエットのネイビーパンツとこなれ感のある白スニーカーをセットすればぐっとモダンな印象に。フロントボタンをオープンのまま羽織ったジレの着こなしも、きっちり過ぎず軽やかだ。

こちらの御仁は、ブラウンの半袖ポロシャツとゆったりシルエットのネイビーパンツ、ブラウンスエードのタッセルローファーで洒落者お得意のアズーロ・エ・マローネを表現。艶やかな色使いのアイテムをリラックスしたサイズ感で着こなすことで、イマどきなエフォートレス気分を取り入れている。ボタンを全開しつつ裾をタックインしたポロシャツの着こなしとネイビーパンツのロールアップ加減も、キレイめと涼し気な抜けの好バランスで参考になりそうだ。

こちらの御仁は、腰周りがゆったりとしたワンプリーツのネイビーパンツに涼感のある麻混素材の薄茶ジャケットをコーディネート。白Tシャツをインナー使いすることで、ジャケットとボトムスの洒脱な色使い”アズーロ・エ・マローネ”を際立たせている。足元を艶っぽく引き締めたブラウンのコインローファーも見逃せない。

キレイめで上品なイメージのネイビーパンツも、ゆったりとしたシルエットのタフなコットンツイル素材を選べばワークな雰囲気を演出できる。シューズに合わせてロールアップで丈感を調整すれば、抜けやこなれ感のある足元に。こちらの御仁は、ネイビーパンツのゆったりとしたシルエットに合わせて、スリーブレスジャケットのようなジレとドロップショルダーのTシャツをコーディネート。ウエストにあしらった柄スカーフでアクセントをきかせたテクニックもイイ感じだ。

爽やかな白Tシャツとネイビーパンツのコーディネートに、キャラ立ち必至なデニムのライダースベストをレイヤードして男らしさを演出。白Tシャツに馴染みやすいウォッシュドの効いた薄青デニムのライダースベストを取り入れることで、やんちゃな雰囲気だけが悪目立ちすることなくまとまりのあるスタイルに仕上げている。ピンクのロゴがアクセントになった「SSUR」のサブブランド”COMME des FUCKDOWN(コムデファックダウン)”のネットバッグも◎。

襟をカットオフした薄青デニムシャツとワイドレッグのネイビーパンツ、白スニーカーをコーディネートして武骨なムードをプラス。抜け感のある首元にあしらった旬な柄ネッカチーフでアクセントをきかせ、中折れハットとサングラスで魅力的な雰囲気にキャラ立ちしている。

涼感のあるバンドカラーシャツと、ゆったりシルエットのネイビーパンツを合わせたエフォートレスな着こなし。シャツのボタンを上まで留めてキレイめな雰囲気を演出しながら、シャツの裾はパンツの裾と同調するようにあくまでも軽やかに。強い陽射しに溶け込むような優しいシャツの色味と、光沢のあるパンツの色味のコントラストが美しい。

サスペンダー留めしたシャドーストライプの2プリーツネイビーパンツと白シャツで、男の色気を醸す艶感のあるドレッシーなスタイルに。クラシック回帰の機運にマッチしたベルトレス仕様のトラウザーズとサスペンダーの組み合わせが新鮮だ。くるぶし丈に調節したネイビーパンツとコンバースの白オールスターの間に素足を覗かせ、絶妙な抜けとこなれ感でイマドキにチューニングしている。

プリーツディテール入りのスリムタイプをチョイスすることで、ネイビーパンツのポテンシャルである洗練度を際立たせたキレイめコーデ。細ピッチのストライプシャツを合わせて縦長シルエットを強調し、足元のタッセルローファーでエレガントな雰囲気を演出している。肩掛けしたロゴ入り黒トートもキメ過ぎ感が無く軽妙洒脱だ。

きっちり過ぎないラフさが魅力のプルオーバーシャツとネイビーパンツを合わせたコーディネート。白、ブルー、ネイビーのアイテムでコーデをまとめ、プルオーバーシャツをフロントワンポイントでタックインして脱ブナンな装いに。イージーブーストの取り入れで足元をラフに仕上げるなど、単にキレイめなだけでない、こなれ感のある着こなしが洒脱なムードを漂わせている。

柔らかな杢調ニットジャケットに白シャツ、細身の短丈ネイビーパンツとホワイトソールの黒スニーカーを合わせ、スマートにまとめたジャケパンスタイル。テーラードジャケットのきっちり感とカーディガンの柔らかさを併せ持つ杢調ニットジャケットの色合いが、白シャツとネイビーパンツともマッチしてコーデの統一感を高めている。強い陽射しに映えるミラーレンズのサングラスのチョイスも季節感があって申し分なし!

リネン素材の白シャツとネイビーパンツを取り入れれば、暑さが厳しい日中のキレイめスタイルも無理がなく◎。サラッとした清涼感のあるリネンの風合いそのままにコーデのイメージもクールにキマる。こちらの御仁のコーデのように、白シャツと白スニーカーにリンクしたストライプ柄の麻混ネイビーパンツを合わせれば、コーデの統一感を高めながらメリハリもしっかり効かせられる。

シンプルな着こなしの洗練度を高めてくれるスラックス顔のネイビーパンツ。プリーツディテールをあしらった細身のくるぶし丈タイプなら、よりイマどき感のあるキレイめな着こなしに。こちらの御仁のコーデのようにハイテク系やラグスト顔の白スニーカーをセットすれば、こなれたスポーティなムードもプラスされる。

キレイめコーデの軸となるネイビーパンツのコーディネート。落ち着きがありシックな色味のトーンオントーンでまとめると、より洗練度の高いコーデに仕上がる。コーデのイメージをキープしながらこなれ感を足したい時には、こちらの御仁のようにホワイトソールのネイビースニーカーをセットしてみてはいかがだろうか。

ネイビーパンツと肩掛けしたニット、ベージュの半袖Tシャツとシューズの色味をクロスオーバーにリンクさせ、洒脱にまとめたコーディネート。清潔感のあるネイビーとマイルドなベージュの対比が、大人のカジュアルな着こなしを上品に魅せている。肩に掛けたポップなグラフィックのトートバッグも茶目っ気があり◎。

エルメスのCEOが語る 化粧品ビジネスとレザーの使用

エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL以下、エルメス)の年次株主総会が6月4日に開催され、アクセル・デュマ(Axel Dumas)最高経営責任者(CEO)が化粧品事業の拡大、ワニなどの天然皮革の調達、そして中国市場での展開などについて語った。

化粧品事業については、「まずはメイクアップラインを2020年に発売する。準備が整った段階でまた詳細を発表するが、主要なラグジュアリーブランドは“3つの斧”を持っているので、メイクアップの発売は自然な流れだ」と述べた。“3つの斧”とは化粧品カテゴリーの柱である香水、メイクアップ、スキンケアを指しており、「エルメス」はすでに大きなフレグランスビジネスを抱えている。また、スキンケアもいずれは発表する計画だという。

メイクアップラインの詳細は明かされなかったものの、「“色”は当社の特徴の一つである」とその内容を暗示した。生産については、製品によるとしながらも、主にフランスとイタリアで行う予定だと話した。なお、同氏は化粧品の発売に先駆けて、利害の対立を防ぐためにロレアル(L’OREAL)の取締役を4月に退任している。

エルメスの18年12月期決算は、売上高が前期比7.5%増の59億6610万ユーロ(約7397億円)に達しており、香水はその約5%程度にすぎない。同氏によれば、一般論としてヨーロッパ市場は香水を、北米市場はメイクアップを、そしてアジア市場はスキンケア製品を好むという。「当社は化粧品事業においてもグローバルカンパニーでありたいと考えている。同事業を強化し、ほかの事業とのバランスを取りながら全体的に成長していくことが目的だ」。

「エルメス」といえば、その原点である革製品が有名だ。しかし近年は、動物愛護や環境保護の観点から生産工程を気にする消費者が増えている。バッグなどに使用されているワニ革の生産工程におけるワニの扱いについて、デュマCEOは「生産国よりはるかに厳しい規定を設けており、ワニなどの動物は農場できちんと管理されている。動物福祉は当社にとって重要なことだ」と述べた。これには同ブランドの定番バッグである“バーキン”の由来となった英歌手のジェーン・バーキン(Jane Birkin)が、製造工程でのワニに対する“残酷な扱い”を容認できないとして、国際基準に則った方法に改善されるまでは自身の名前をバッグから外してほしいと15年に求め、同社がワニ革の生産業者に対するガイドラインを厳しくしたという経緯がある。

なお、「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」を抱えるライバルのケリング(KERING)は、アパレル製品で使用するカシミヤなどの獣毛や、レザーグッズなどで使用する皮革などに関わる動物を対象とした動物福祉に関する新たな規定を策定し、19年5月に公開している。

天然皮革の代替品を使用することについては、「私は天然の皮革に愛着を覚えている」と話すにとどめた。また、「最近は農場の経営条件などのため、皮革の品質が落ちているようだ。当社の製品には高品質な皮革が不可欠なので、農場や皮なめし工場を定期的にチェックしつつ、場合によっては投資もしている」という。「当社は高いクラフツマンシップを誇っているが、それだけではない。当社の基準を満たす天然素材を探し、それを確保するべく投資していくことも重要な仕事だ。『エルメス』の製品は長く愛用されることを想定しているので、長持ちする素材であることも大切だ」と説明した。

ブレグジット(イギリスのEU離脱問題)にまつわる不透明感については「慎重に対応している」と述べ、混乱に備えてイギリス国内に在庫を蓄えていることを明かした。

重要な市場である中国に対するアプローチとして、同社は毎年新たな都市に出店することを掲げつつも、出店数よりも各店舗の質を重視する戦略を取っている。デュマCEOは、「12年から継続してきたこの戦略が奏功し、大きな成果を上げている」と話した。

中国でECに乗り出す際、多くのラグジュアリーブランドは中国EC企業のアリババ(ALIBABA)の完全招待制のラグジュアリーECサイト「ラグジュアリー パヴィリオン(LUXURY PAVILION)」や、JDドットコム(JD.com)のラグジュアリーECサイト「トップライフ(TOPLIFE)」と提携するが、エルメスは自社運営の公式サイトを18年10月にオープンしている。しかし、複雑な中国市場に対応するため、今後はそうした中国ECサイトとの提携も視野に入れているという。デュマCEOは、「公式サイトは予想以上の売上高とトラフィックとなっており、大変うれしく思っている。今のところ、ECと実店舗という中国での販売チャネルをうまく運営できていると思う」と語り、顧客層としては国内在住の中国人が増加していると付け加えた。日本でも19年6月にECサイトをリニューアルした。

こうしたECへの投資に加えて、同社は工房(ワークショップ)にも投資している。現在、フランス国内にはレザーグッズ専門の工房16カ所と、拡張が決定しているテキスタイル専門の工房を含めて42カ所があるほか、スイス、イタリア、イギリス、アメリカ、オーストラリアに合わせて12カ所の工房を構えている。

「H&M」 × 「ラブ ストーリーズ」 コラボレーション第2弾はスイムウエア

「H&M」は6月13日、アムステルダム発のランジェリーブランド「ラブ・ストーリーズ(LOVE STORIES)」とのコラボーレーションコレクション第2弾を発売する。「H&M」渋谷店、原宿店、新宿店などの限定店舗と公式オンラインストアで取り扱う。昨年発表したランジェリー・コラボレーションで反響があったキャンディーカラーやプリント、スポーティーカットなどの要素をスイムウエアに応用した。

 同コレクションは、1960~70年代のアメリカの社交界を撮影した作品で知られる写真家のスリム・アーロンズ(Slim Aarons)のプールサイドの写真と、アニメーション作家のコ・ホードマン(Co Hoedeman)から着想を得た。ダスキーピンク、ビンテージグリーン、タンジェリンをカラーパレットにレトロバンドゥー、三角ビキニ、オフショルダーなどをそろえる。ウエットスーツやベルト付きのワンピース水着は、伝統的なサーフィンスタイルから着想を得た。価格帯は1799〜5999円。タオル、サロン、バッグ、ビーチチュニックなどはアニマルプリントと洗練されたモノグラムを組み合わせてデザインした。「ラブ・ストーリーズ」の設立者マーローズ・ホーデマン(Marloes Hoedeman)が”完璧なミスマッチ”と呼ぶポップなカラーとデザインは、全アイテム自由自在に組み合わせることができる。

 ホーデマンは「『H&M』と再びコラボレーションをし、『ラブ・ストーリーズ』を世界中の皆さまにお伝えできるのは夢のようです。『ラブ・ストーリーズ スイムクラブ × H&M』は引き続きユニークなプリントとカラーで、サーフィンやカクテルタイムなど、楽しいサマーホリデーのためにデザインされています」とコメントしている。

ゴーシャ・ラブチンスキーが「ディーゼル」とコラボ

「ディーゼル(DIESEL)」は5月18日、ゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)による新プロジェクト「ジーアール ユニフォルマ(GR-UNIFORMA)」とコラボしたカプセルコレクションのローンチイベントをドイツ・ベルリンで開催した。同コレクションは、新世代の革新的なデザイナーを招いて、「ディーゼル」のDNAを再解釈する「レッドタグ プロジェクト(Red Tag Project)」の第3弾。会場にもなったベルリン中心部のミッテ地区にオープンしたポップアップストア(Torstrasse 67, 10119 Berlin)で5月25日まで販売された後、世界の一部店舗やオンラインストアで発売される。また、同プロジェクトのディストリビューションはショールームのトゥモロー(TOMORROW)とタッグを組んでおり、ロンドンのセルフリッジやモスクワのKM20といった百貨店やセレクトショップでも扱われる。日本では6月中旬から、「ディーゼル」の一部店舗とオンラインストア、一部のセレクトショップで販売予定だ。

自身の名を冠したブランドを昨年休止したゴーシャは、「ジーアール ユニフォルマ」では写真やビデオ、映画、パフォーマンス、音楽などの表現を通したアートプロジェクトの一環としてコレクションをデザインしていく。今回のコレクションでも目指したのは新しい種類の“総合芸術”で、体育館で行う仮想のオペラのためのユニホームをイメージ。ポップアップストアには、会場のセット模型やセットを想起させる木製の枠組み、プログラムの構想が記されたルックブックなども置かれていた。もともとは「第58回ベネチア・ビエンナーレ(VENICE BIENNALE)」でアートパフォーマンスと共に発表すると報じられていたこともあり、実際にオペラ公演の実現を計画していたのかもしれない。

そんなコレクションは、演劇や音楽などを含む20世紀初頭に見られた芸術運動「ロシア・アヴァンギャルド」と、1990年代のデニムトレンド、ワーク&ユーティリティーウエアから着想。赤、黒、グレー、オフホワイトを中心に、カラーブロッキングのパッチワークやグラデーション、同系色のワッペンを取り入れているのがデザインのポイントだ。「ディーゼル」の核であるデニムは、ボイラースーツ(つなぎ)やジップアップのジャケット、履き口にボタンを配したジーンズ、ショートパンツなどで提案。スエットやコットンのアイテムも豊富で、ボクシングパンツやワッペンがあしらわれたタンクトップは、レトロスポーティーな雰囲気を醸し出す。また、ガムソールのスニーカーはローカットとハイカットをそろえる。価格帯は、ウエア90~1000ユーロ(約1万~12万円)、スニーカー220~250ユーロ(約1万3700〜3万円)など。

ゴーシャは新プロジェクトについて、米「WWD」に「自分にとって何か新しいことに挑戦したかった。そこで音楽アルバムのレコーディングをしたり、オペラについて考えることにしたんだ。今までやったことのないことに取り組むには学ぶ時間が必要で、とてもワクワクしている。ランウェイショーのやり方はよく知っているけど、オペラに関しては知らないからね。そして、それがリアルなオペラでないとしたら、そのアイデアをどう表現すればいいかと考えた」と説明。そして、「デニムは、今日のユースにとってワードローブの重要な一部。90年代後半、自分がティーンエイジャーだった時もそうだった。当時は『ディーゼル』が初めて鮮やかで力強い広告キャンペーンを展開し、ちょうどロシア初のショップがモスクワにオープンした頃。まだ若かった自分にとって『ディーゼル』のデニムを所有するのは夢だったけど、その夢が今かなった」と話す。

なお、同イベントはベルリンで同日開催されたファッション、アート、デザイン、テクノロジーを融合したイベント「リファレンス・ ベルリン(Reference Berlin)」のクロージングパーティーを兼ねて行われた。会場となったポップアップストアはコラボコレクションを1週間販売した後、内装を変えて「ディーゼル」の店舗として運営される。

「ナイキ」がヒット曲「Mo Bamba」で知られるラッパーのシェック・ウェスと協業

「ナイキ(NIKE)」が、ニューヨークのクリエイターとチームアップする“NYCエディション”のシリーズ第1弾として、ニューヨーク・ハーレム出身のラッパー、シェック・ウェス(Sheck Wes)との協業を発表した。

シェック・ウェスは、セネガルにルーツを持つ1998年生まれの20歳。「サウンドクラウド(SoundCloud)」での活動から人気を得た“SoundCloudラッパー”と呼ばれるラッパーの1人で、昨年リリースした幼なじみでNBA選手のモハメッド・バンバ(Mohamed Bamba)に捧げた楽曲「Mo Bamba」が、独特なメロディーやキャッチーな「BITCH!」の掛け声から驚異的なヒットを記録。その後、トラヴィス・スコット(Travis Scott)の「カクタス ジャック レコード(Cactus Jack Records)」や、カニエ・ウェスト(Kanye West)の「グッド・ミュージック(G.O.O.D. Music)」など複数の音楽レーベルと契約し、トラヴィス・スコットの最新アルバム「Astroworld」に参加したり、プシャ・T(Pusha T)のツアーに同行したりと、名実ともに人気ラッパーとなった。

また、もともとモデルとしても活動しており、最近では「ジョン エリオット(JOHN ELLIOTT)」2019年春夏コレクションのランウエイを歩いた他、「モンクレール Tシャツ コピー(MONCLER)」18-19年秋冬キャンペーンや「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」のルックに起用されている。

今回の“NYCエディション”では、“エア マックス 95(AIR MAX 95)”と“ブレーザー(BLAZER)”の2モデルをベースとしたコラボスニーカーと、Tシャツやフーディーなど5型のアパレルを用意。2モデルのスニーカーは、どちらもイエローとオレンジの左右で異なるシューレースになっている他、“ブレーザー”はヒールにシェック・ウェスの生活の拠点であるニューヨークとロサンゼルスのイニシャルがあしらわれている。

すでに海外の「ナイキ」店舗や一部セレクトショップで販売されているが、日本での取い扱いは未定だ。

キャンバスバッグの「リュニフォーム」が日本旗艦店に丸の内を選んだ理由は?

キャンバスバッグで知られるフランス発の「リュニフォーム(L/UNIFORM)」は4月23日、東京・丸の内仲通りに日本初の旗艦店をグランドオープンした。パリの旗艦店のデザインを踏襲し、ワンダーウォール代表でインテリアデザイナーの片山正通が内装を担当。壁面には、貴族や学者の博物保管室や展示室から着想を得た白いディスプレーボックスを配置し、一つ一つのバッグを展示販売している。

商品は“ユニフォーム(制服)”を意味するブランド名の通り、商品は角丸のスクエア型で統一感のあるデザイン。全部の商品がユニセックスで、子どもから大人まで使用できることから顧客幅が広い。セールスポイントのカスタマイズオーダーではキャンバス地やパイピングの色を選べ、イニシャルのスクリーンプリントを施すことができる。店内ではカスタマイズサンプルを用意しているほか、簡単にシミュレーションできるタッチパネルも設けている。

グランドオープンに合わせて来日した「リュニフォーム」のジャンヌ・シニョル(Jeanne Signoles)最高経営責任者(CEO)兼アートディレクターに、丸の内に店舗を開いた理由やデザインのこだわりを聞いた。

オフィス街でありながらも、落ち着いたショッピングエリアのある丸の内仲通りの雰囲気がとても気に入りました。「リュニフォーム」の商品はシンプルな日常使いのバッグや小物が中心なので、銀座や青山のように多くのラグジュアリーブランドが軒を連ねる場所よりも、丸の内のように仕事をしている人たちが集まる場所がブランドのコンセプトに合うと思ったからです。

内装を片山正通氏に依頼したのはなぜ?

片山さんとは10年前に日本を訪れたときに出会いました。そのときに見た彼のデザインに心を引かれ、14年にオープンしたパリの旗艦店のデザインも担当してもらったんです。片山さんと話す中で、私のデザインに対する考えや感覚に共通点を感じていました。片山さんはとてもスマートで、私の表現したいことをすぐに汲み取ってくださり、とても仕事がしやすかったです。また、祖父が建築家だったことから、私も建築が好きで、昔から日本人の建築家やアーティストに興味がありました。特に安藤忠雄の建築や杉本博司の作品がお気に入りです。

ブランドの世界観を100%表現するためにスタッフは自社で完結
日本のファッション市場をどう分析している?

ビジネス的にも個人的にも日本のファッションに魅力を感じてきました。日本の人たちはファッションに対する意識が高く、訪れるたびに新しいブランドを発見するのが楽しみになっています。また、日本市場に「リュニフォーム」を紹介するにあたって、日本に世界観を伝えることができる旗艦店を構えることが必要不可欠だと思っていました。そのブランドの世界観や思いを100%表現するためには、日本では代理店と契約せず、卸売りを行わずに、全てを自社で完結することが大事だと考えました。なので、日本の店舗はパリのオフィスが100%経営しており、ディスプレーやスタッフ採用も自社で行っているんです。現在は15人ほどのスタッフが日本にいます。

カスタマイズ用に日本の国花である桜のシルクスクリーンスタンプを作りました。色も桜らしい淡いピンク色にこだわっています。また日本には弁当の文化があって、花見をはじめとするピクニックを楽しむ人たちが多いと聞いたので、保冷性のあるランチバッグも用意しました。フランスでも販売しましたが、ビーチに行くときの日焼け止めクリーム入れにするという人もいます。また、この店舗にはカウンターを設置したので、いずれはカフェも併設した店舗にしたいと思っています。

商品は名前の通り、統一感のあるクリーンなデザインが特徴です。デザインのこだわりを教えてほしい。

日常使いできるものを作りたかったのでシンプルな形を追求し、その分色で遊べるようにしています。同じ形のバッグでも、色で自分らしさを表現して、自分だけの“ユニフォーム”を作れるという提案なんです。私の仕事は、柄や装飾にこだわる一般的なバッグデザイナーの仕事とは異なり、プロダクトをディレクションする感覚に近いです。キャンバス生地は耐朽性に優れたコットンとリネン素材を用いていて、定番カラーがブラック、ブルー、ベージュ、カーキ、レッド、イエローの6色あります。商品はフランス・カルカッソンヌにある自社工場で生産しています。

現在は70品番以上の商品がありますが、日本だと工具バッグ、サッチェルバッグなど実用性の高い商品が人気です。国を問わず売れ続けているミニリュックは最初に作った商品で、子どものおやつを入れるために作ったもの。大人も子どもも使えるサイズ展開になっています。

洋服やシューズなど、今後ラインを拡大するプランはあるか?

新たにサンダルを作り、夏に向けて日本でも販売する予定です。また、インテリア商品の開発も進めていて、クッションなどのホームコレクションも発売を計画しています。

アマゾンが仕掛ける「ガールズ ドント クライ」カフェ 限定アイテムと店内を公開

アマゾン ファッション主催の特別プログラム「アット トウキョウ(AT TOKYO)」は、4月20、21日に東京・原宿でオープンする「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」とのコラボカフェをプレス向けに公開した。

カフェでは渋谷のコーヒー専門店「アバウトライフコーヒー(ABOUT LIFE COFFEE)」のドリンクを提供するほか、公式サイト上で22日15時~5月7日に販売する特別アイテムの展示を行う。アイテムはTシャツ2型(7000円)やフーディー(2万円)バンダナ(2000円)、トートバッグ(5000円)、キャップ(7000円)をそろえる。カフェではTシャツやバンダナ、トートバッグの他、キーホルダー2種類(税込1500円、2000円)とマグカップ(同2500円)を販売する。

「ガールズ ドント クライ」を手掛けるVERDYは「ここまで大規模なポップアップは初めて。『アンブッシュ(AMBUSH)』をはじめ、『アット トウキョウ』には自分が尊敬するデザイナーが多数参加してきた。その一員になれて光栄だ」と喜びつつ「今までポップアップでの販売がメインだったため、一部の人しかアイテムを手に入れられなかった。アマゾンとタッグを組むことで、ECを介して全国の人にアイテムを届けられる。また、アマゾンのような大企業とタッグを組めたことは、今後の経験に生かせるはず」と意気込んだ。

ジェームズ・ピータース(James Peters)=バイスプレジデント兼ファッション事業部門 統括事業本部長は「VERDYは若い、ホットなデザイナーの1人。彼とは何かを一緒にできればと思っていた。VERDYの、ブランドをより広めていきたいという思いをアマゾンが提供する場所とECで広げていけるはずだ」と語る。「アット トウキョウ」の今後については「より顧客体験の方向にシフトしていく。他にも構想中だが、お客さまが一端を担うようなイベントにしていくつもりだ」と説明した。

三陽商会がサステイナブル宣言 今年中にビニール製ショッパー廃止

三陽商会は、今春から地球環境に配慮した事業活動に注力する。CSR推進委員会委員長を兼務する岩田功社長が指揮を執り、プラスチックの削減、リアルファーの不使用、再生資源を使ったモノ作りの「つくる責任」、商品のリペアサポート、衣類回収などの「うる責任」に取り組む。

プラスチック使用削減では、2019年中に店頭のビニールショッパーを廃止し、紙袋に切り替える。現在ほとんどの店舗で紙袋を使用しているが、「マッキントッシュフィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」「エポカ ザ ショップ(EPOCA THE SHOP)」「トランスワーク(TRANS WORK)」「エヴェックス バイ クリツィア(EVEX BY KRIZIA)」の4ブランドでセール用のビニールショッパーを保有しているため、今夏のセールに使い切り次第、紙袋に替えていく。

素材面では動物尊重の観点から、19-20年秋冬シーズンの商品からリアルファー(毛皮)の使用を全面廃止する。ウエアと雑貨を含め、ミンク、フォックス、ラビットなどの毛皮を一切用いない商品を提案していく。また、イタリアのボット ジュゼッペが開発したミュールジング(羊への蛆虫の寄生を防ぐため、子羊の臀部の皮膚と肉を切り取ること)を行わずに飼育した羊のウール“SLOWOOL”を採用するほか、布団などの羽毛製品からリサイクルした再生ダウン“グリーンダウン”の使用を推進。また、再生資源で作られた再生ウールや再生ポリエステル、オーガニックコットンなど環境に配慮した原材料の調達を進める。

さらに「うる責任」として、同社が製造・販売した商品(雑貨を除く)のリペアサポートを行う。コートブランド「サンヨー(SANYO)」の”100年コート”は、3年ごとにコートの定期健診を行うケアプログラムを取り入れている。

19年上期から直営店全店舗で衣料品回収を行う。来店客から不要な衣料品を回収するリサイクルキャンペーンを行い、日本環境設計の「ブリング(BRING)」プロジェクトを通して、再生原料やジェット燃料、バイオエタノールなどへの再資源化を図る。

気鋭ブランドが公式の“偽物”を「ヤフオク!」で1円から出品 “真の価値”を問う

東京発のブランド「ダイレマ(DILEMMA)」は、新作の限定Tシャツとロングスリーブカットソーを2月25~3月3日にオークションサービス「ヤフオク!」で販売する。“本物とは何か”をテーマに、正式なブランド名にMを1つ多く記載した “DILEMMMA”のロゴをアイテムの胸元にプリント。非正規品が出回ることもあるオークションサイトでの販売と合わせ、 “偽物”感を演出する。

アイテムの価格は、ブランドに関わるメンバーの意見から、商品の真の価値を問うためとして1円からスタート。ユーザーがアイテムの価格を決める、参加型の企画だ。

「ダイレマ」は“狭間にある美”をコンセプトに2017年にスタート。過去には英イラストレーターとコラボレーションしたTシャツをECサイトでの販売と同時に都内のコインロッカーに設置し、「ネットで購入する」という“便利”さと、「コインロッカーまで商品を取りに行けば無料で手に入る」という“苦労”を表現するなど、さまざまな“狭間”を表現してきた。今回の「ヤフオク!」での最新アイテムの出品は、本物と偽物の狭間を示し、その価値のありどころを消費者に問うものとなっている。

カニエと「アディダス」が“YEEZY 500”の新色を発売 全パーツをブラックで覆う

カニエ・ウェスト(Kanye West)が手掛ける「イージー(YEEZY)」と「アディダス(ADIDAS)」は7月7日、“YEEZY 500 UTILITY BLACK”を発売する。今年4月に発売した最新モデル“YEEZY 500”の新色で、アッパーからソールまで全てをブラックで統一した。価格は2万5000円。

トレンドのダッドスニーカー風のデザインで、アッパーに牛革のスエード、レザー、メッシュの3つの異素材を使用し、立体感を出した。ソールには耐久性と反発力を兼ね備えたEVAミッドソール、高摩耗性のラバーアウトソールを搭載した。

「アディダス」公式サイトやアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、一部のアディダス オリジナルスショップ、ミタスニーカーズ(mita sneakers)、スタイルス(STYLES)代官山店、ビームス(BEAMS)原宿店、ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)、伊勢丹新宿本店などで取り扱う。