ゴーシャ・ラブチンスキーが「ディーゼル」とコラボ

「ディーゼル(DIESEL)」は5月18日、ゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)による新プロジェクト「ジーアール ユニフォルマ(GR-UNIFORMA)」とコラボしたカプセルコレクションのローンチイベントをドイツ・ベルリンで開催した。同コレクションは、新世代の革新的なデザイナーを招いて、「ディーゼル」のDNAを再解釈する「レッドタグ プロジェクト(Red Tag Project)」の第3弾。会場にもなったベルリン中心部のミッテ地区にオープンしたポップアップストア(Torstrasse 67, 10119 Berlin)で5月25日まで販売された後、世界の一部店舗やオンラインストアで発売される。また、同プロジェクトのディストリビューションはショールームのトゥモロー(TOMORROW)とタッグを組んでおり、ロンドンのセルフリッジやモスクワのKM20といった百貨店やセレクトショップでも扱われる。日本では6月中旬から、「ディーゼル」の一部店舗とオンラインストア、一部のセレクトショップで販売予定だ。

自身の名を冠したブランドを昨年休止したゴーシャは、「ジーアール ユニフォルマ」では写真やビデオ、映画、パフォーマンス、音楽などの表現を通したアートプロジェクトの一環としてコレクションをデザインしていく。今回のコレクションでも目指したのは新しい種類の“総合芸術”で、体育館で行う仮想のオペラのためのユニホームをイメージ。ポップアップストアには、会場のセット模型やセットを想起させる木製の枠組み、プログラムの構想が記されたルックブックなども置かれていた。もともとは「第58回ベネチア・ビエンナーレ(VENICE BIENNALE)」でアートパフォーマンスと共に発表すると報じられていたこともあり、実際にオペラ公演の実現を計画していたのかもしれない。

そんなコレクションは、演劇や音楽などを含む20世紀初頭に見られた芸術運動「ロシア・アヴァンギャルド」と、1990年代のデニムトレンド、ワーク&ユーティリティーウエアから着想。赤、黒、グレー、オフホワイトを中心に、カラーブロッキングのパッチワークやグラデーション、同系色のワッペンを取り入れているのがデザインのポイントだ。「ディーゼル」の核であるデニムは、ボイラースーツ(つなぎ)やジップアップのジャケット、履き口にボタンを配したジーンズ、ショートパンツなどで提案。スエットやコットンのアイテムも豊富で、ボクシングパンツやワッペンがあしらわれたタンクトップは、レトロスポーティーな雰囲気を醸し出す。また、ガムソールのスニーカーはローカットとハイカットをそろえる。価格帯は、ウエア90~1000ユーロ(約1万~12万円)、スニーカー220~250ユーロ(約1万3700〜3万円)など。

ゴーシャは新プロジェクトについて、米「WWD」に「自分にとって何か新しいことに挑戦したかった。そこで音楽アルバムのレコーディングをしたり、オペラについて考えることにしたんだ。今までやったことのないことに取り組むには学ぶ時間が必要で、とてもワクワクしている。ランウェイショーのやり方はよく知っているけど、オペラに関しては知らないからね。そして、それがリアルなオペラでないとしたら、そのアイデアをどう表現すればいいかと考えた」と説明。そして、「デニムは、今日のユースにとってワードローブの重要な一部。90年代後半、自分がティーンエイジャーだった時もそうだった。当時は『ディーゼル』が初めて鮮やかで力強い広告キャンペーンを展開し、ちょうどロシア初のショップがモスクワにオープンした頃。まだ若かった自分にとって『ディーゼル』のデニムを所有するのは夢だったけど、その夢が今かなった」と話す。

なお、同イベントはベルリンで同日開催されたファッション、アート、デザイン、テクノロジーを融合したイベント「リファレンス・ ベルリン(Reference Berlin)」のクロージングパーティーを兼ねて行われた。会場となったポップアップストアはコラボコレクションを1週間販売した後、内装を変えて「ディーゼル」の店舗として運営される。

「ナイキ」がヒット曲「Mo Bamba」で知られるラッパーのシェック・ウェスと協業

「ナイキ(NIKE)」が、ニューヨークのクリエイターとチームアップする“NYCエディション”のシリーズ第1弾として、ニューヨーク・ハーレム出身のラッパー、シェック・ウェス(Sheck Wes)との協業を発表した。

シェック・ウェスは、セネガルにルーツを持つ1998年生まれの20歳。「サウンドクラウド(SoundCloud)」での活動から人気を得た“SoundCloudラッパー”と呼ばれるラッパーの1人で、昨年リリースした幼なじみでNBA選手のモハメッド・バンバ(Mohamed Bamba)に捧げた楽曲「Mo Bamba」が、独特なメロディーやキャッチーな「BITCH!」の掛け声から驚異的なヒットを記録。その後、トラヴィス・スコット(Travis Scott)の「カクタス ジャック レコード(Cactus Jack Records)」や、カニエ・ウェスト(Kanye West)の「グッド・ミュージック(G.O.O.D. Music)」など複数の音楽レーベルと契約し、トラヴィス・スコットの最新アルバム「Astroworld」に参加したり、プシャ・T(Pusha T)のツアーに同行したりと、名実ともに人気ラッパーとなった。

また、もともとモデルとしても活動しており、最近では「ジョン エリオット(JOHN ELLIOTT)」2019年春夏コレクションのランウエイを歩いた他、「モンクレール Tシャツ コピー(MONCLER)」18-19年秋冬キャンペーンや「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」のルックに起用されている。

今回の“NYCエディション”では、“エア マックス 95(AIR MAX 95)”と“ブレーザー(BLAZER)”の2モデルをベースとしたコラボスニーカーと、Tシャツやフーディーなど5型のアパレルを用意。2モデルのスニーカーは、どちらもイエローとオレンジの左右で異なるシューレースになっている他、“ブレーザー”はヒールにシェック・ウェスの生活の拠点であるニューヨークとロサンゼルスのイニシャルがあしらわれている。

すでに海外の「ナイキ」店舗や一部セレクトショップで販売されているが、日本での取い扱いは未定だ。

キャンバスバッグの「リュニフォーム」が日本旗艦店に丸の内を選んだ理由は?

キャンバスバッグで知られるフランス発の「リュニフォーム(L/UNIFORM)」は4月23日、東京・丸の内仲通りに日本初の旗艦店をグランドオープンした。パリの旗艦店のデザインを踏襲し、ワンダーウォール代表でインテリアデザイナーの片山正通が内装を担当。壁面には、貴族や学者の博物保管室や展示室から着想を得た白いディスプレーボックスを配置し、一つ一つのバッグを展示販売している。

商品は“ユニフォーム(制服)”を意味するブランド名の通り、商品は角丸のスクエア型で統一感のあるデザイン。全部の商品がユニセックスで、子どもから大人まで使用できることから顧客幅が広い。セールスポイントのカスタマイズオーダーではキャンバス地やパイピングの色を選べ、イニシャルのスクリーンプリントを施すことができる。店内ではカスタマイズサンプルを用意しているほか、簡単にシミュレーションできるタッチパネルも設けている。

グランドオープンに合わせて来日した「リュニフォーム」のジャンヌ・シニョル(Jeanne Signoles)最高経営責任者(CEO)兼アートディレクターに、丸の内に店舗を開いた理由やデザインのこだわりを聞いた。

オフィス街でありながらも、落ち着いたショッピングエリアのある丸の内仲通りの雰囲気がとても気に入りました。「リュニフォーム」の商品はシンプルな日常使いのバッグや小物が中心なので、銀座や青山のように多くのラグジュアリーブランドが軒を連ねる場所よりも、丸の内のように仕事をしている人たちが集まる場所がブランドのコンセプトに合うと思ったからです。

内装を片山正通氏に依頼したのはなぜ?

片山さんとは10年前に日本を訪れたときに出会いました。そのときに見た彼のデザインに心を引かれ、14年にオープンしたパリの旗艦店のデザインも担当してもらったんです。片山さんと話す中で、私のデザインに対する考えや感覚に共通点を感じていました。片山さんはとてもスマートで、私の表現したいことをすぐに汲み取ってくださり、とても仕事がしやすかったです。また、祖父が建築家だったことから、私も建築が好きで、昔から日本人の建築家やアーティストに興味がありました。特に安藤忠雄の建築や杉本博司の作品がお気に入りです。

ブランドの世界観を100%表現するためにスタッフは自社で完結
日本のファッション市場をどう分析している?

ビジネス的にも個人的にも日本のファッションに魅力を感じてきました。日本の人たちはファッションに対する意識が高く、訪れるたびに新しいブランドを発見するのが楽しみになっています。また、日本市場に「リュニフォーム」を紹介するにあたって、日本に世界観を伝えることができる旗艦店を構えることが必要不可欠だと思っていました。そのブランドの世界観や思いを100%表現するためには、日本では代理店と契約せず、卸売りを行わずに、全てを自社で完結することが大事だと考えました。なので、日本の店舗はパリのオフィスが100%経営しており、ディスプレーやスタッフ採用も自社で行っているんです。現在は15人ほどのスタッフが日本にいます。

カスタマイズ用に日本の国花である桜のシルクスクリーンスタンプを作りました。色も桜らしい淡いピンク色にこだわっています。また日本には弁当の文化があって、花見をはじめとするピクニックを楽しむ人たちが多いと聞いたので、保冷性のあるランチバッグも用意しました。フランスでも販売しましたが、ビーチに行くときの日焼け止めクリーム入れにするという人もいます。また、この店舗にはカウンターを設置したので、いずれはカフェも併設した店舗にしたいと思っています。

商品は名前の通り、統一感のあるクリーンなデザインが特徴です。デザインのこだわりを教えてほしい。

日常使いできるものを作りたかったのでシンプルな形を追求し、その分色で遊べるようにしています。同じ形のバッグでも、色で自分らしさを表現して、自分だけの“ユニフォーム”を作れるという提案なんです。私の仕事は、柄や装飾にこだわる一般的なバッグデザイナーの仕事とは異なり、プロダクトをディレクションする感覚に近いです。キャンバス生地は耐朽性に優れたコットンとリネン素材を用いていて、定番カラーがブラック、ブルー、ベージュ、カーキ、レッド、イエローの6色あります。商品はフランス・カルカッソンヌにある自社工場で生産しています。

現在は70品番以上の商品がありますが、日本だと工具バッグ、サッチェルバッグなど実用性の高い商品が人気です。国を問わず売れ続けているミニリュックは最初に作った商品で、子どものおやつを入れるために作ったもの。大人も子どもも使えるサイズ展開になっています。

洋服やシューズなど、今後ラインを拡大するプランはあるか?

新たにサンダルを作り、夏に向けて日本でも販売する予定です。また、インテリア商品の開発も進めていて、クッションなどのホームコレクションも発売を計画しています。

アマゾンが仕掛ける「ガールズ ドント クライ」カフェ 限定アイテムと店内を公開

アマゾン ファッション主催の特別プログラム「アット トウキョウ(AT TOKYO)」は、4月20、21日に東京・原宿でオープンする「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」とのコラボカフェをプレス向けに公開した。

カフェでは渋谷のコーヒー専門店「アバウトライフコーヒー(ABOUT LIFE COFFEE)」のドリンクを提供するほか、公式サイト上で22日15時~5月7日に販売する特別アイテムの展示を行う。アイテムはTシャツ2型(7000円)やフーディー(2万円)バンダナ(2000円)、トートバッグ(5000円)、キャップ(7000円)をそろえる。カフェではTシャツやバンダナ、トートバッグの他、キーホルダー2種類(税込1500円、2000円)とマグカップ(同2500円)を販売する。

「ガールズ ドント クライ」を手掛けるVERDYは「ここまで大規模なポップアップは初めて。『アンブッシュ(AMBUSH)』をはじめ、『アット トウキョウ』には自分が尊敬するデザイナーが多数参加してきた。その一員になれて光栄だ」と喜びつつ「今までポップアップでの販売がメインだったため、一部の人しかアイテムを手に入れられなかった。アマゾンとタッグを組むことで、ECを介して全国の人にアイテムを届けられる。また、アマゾンのような大企業とタッグを組めたことは、今後の経験に生かせるはず」と意気込んだ。

ジェームズ・ピータース(James Peters)=バイスプレジデント兼ファッション事業部門 統括事業本部長は「VERDYは若い、ホットなデザイナーの1人。彼とは何かを一緒にできればと思っていた。VERDYの、ブランドをより広めていきたいという思いをアマゾンが提供する場所とECで広げていけるはずだ」と語る。「アット トウキョウ」の今後については「より顧客体験の方向にシフトしていく。他にも構想中だが、お客さまが一端を担うようなイベントにしていくつもりだ」と説明した。

三陽商会がサステイナブル宣言 今年中にビニール製ショッパー廃止

三陽商会は、今春から地球環境に配慮した事業活動に注力する。CSR推進委員会委員長を兼務する岩田功社長が指揮を執り、プラスチックの削減、リアルファーの不使用、再生資源を使ったモノ作りの「つくる責任」、商品のリペアサポート、衣類回収などの「うる責任」に取り組む。

プラスチック使用削減では、2019年中に店頭のビニールショッパーを廃止し、紙袋に切り替える。現在ほとんどの店舗で紙袋を使用しているが、「マッキントッシュフィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」「エポカ ザ ショップ(EPOCA THE SHOP)」「トランスワーク(TRANS WORK)」「エヴェックス バイ クリツィア(EVEX BY KRIZIA)」の4ブランドでセール用のビニールショッパーを保有しているため、今夏のセールに使い切り次第、紙袋に替えていく。

素材面では動物尊重の観点から、19-20年秋冬シーズンの商品からリアルファー(毛皮)の使用を全面廃止する。ウエアと雑貨を含め、ミンク、フォックス、ラビットなどの毛皮を一切用いない商品を提案していく。また、イタリアのボット ジュゼッペが開発したミュールジング(羊への蛆虫の寄生を防ぐため、子羊の臀部の皮膚と肉を切り取ること)を行わずに飼育した羊のウール“SLOWOOL”を採用するほか、布団などの羽毛製品からリサイクルした再生ダウン“グリーンダウン”の使用を推進。また、再生資源で作られた再生ウールや再生ポリエステル、オーガニックコットンなど環境に配慮した原材料の調達を進める。

さらに「うる責任」として、同社が製造・販売した商品(雑貨を除く)のリペアサポートを行う。コートブランド「サンヨー(SANYO)」の”100年コート”は、3年ごとにコートの定期健診を行うケアプログラムを取り入れている。

19年上期から直営店全店舗で衣料品回収を行う。来店客から不要な衣料品を回収するリサイクルキャンペーンを行い、日本環境設計の「ブリング(BRING)」プロジェクトを通して、再生原料やジェット燃料、バイオエタノールなどへの再資源化を図る。

気鋭ブランドが公式の“偽物”を「ヤフオク!」で1円から出品 “真の価値”を問う

東京発のブランド「ダイレマ(DILEMMA)」は、新作の限定Tシャツとロングスリーブカットソーを2月25~3月3日にオークションサービス「ヤフオク!」で販売する。“本物とは何か”をテーマに、正式なブランド名にMを1つ多く記載した “DILEMMMA”のロゴをアイテムの胸元にプリント。非正規品が出回ることもあるオークションサイトでの販売と合わせ、 “偽物”感を演出する。

アイテムの価格は、ブランドに関わるメンバーの意見から、商品の真の価値を問うためとして1円からスタート。ユーザーがアイテムの価格を決める、参加型の企画だ。

「ダイレマ」は“狭間にある美”をコンセプトに2017年にスタート。過去には英イラストレーターとコラボレーションしたTシャツをECサイトでの販売と同時に都内のコインロッカーに設置し、「ネットで購入する」という“便利”さと、「コインロッカーまで商品を取りに行けば無料で手に入る」という“苦労”を表現するなど、さまざまな“狭間”を表現してきた。今回の「ヤフオク!」での最新アイテムの出品は、本物と偽物の狭間を示し、その価値のありどころを消費者に問うものとなっている。

カニエと「アディダス」が“YEEZY 500”の新色を発売 全パーツをブラックで覆う

カニエ・ウェスト(Kanye West)が手掛ける「イージー(YEEZY)」と「アディダス(ADIDAS)」は7月7日、“YEEZY 500 UTILITY BLACK”を発売する。今年4月に発売した最新モデル“YEEZY 500”の新色で、アッパーからソールまで全てをブラックで統一した。価格は2万5000円。

トレンドのダッドスニーカー風のデザインで、アッパーに牛革のスエード、レザー、メッシュの3つの異素材を使用し、立体感を出した。ソールには耐久性と反発力を兼ね備えたEVAミッドソール、高摩耗性のラバーアウトソールを搭載した。

「アディダス」公式サイトやアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、一部のアディダス オリジナルスショップ、ミタスニーカーズ(mita sneakers)、スタイルス(STYLES)代官山店、ビームス(BEAMS)原宿店、ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)、伊勢丹新宿本店などで取り扱う。

10周年を迎えたDFSの「マスターズ・オブ・タイム」に最高峰のウオッチとジュエリーが集結

免税店大手のDFSグループ(以下、DFS)のウオッチとジュエリーの祭典「マスターズ・オブ・タイム(MASTERS OF TIME)」が10周年を迎えた。スタート以来、毎年マカオで開催している同イベントでは、DFSのエキスパート集団が1年以上の入念なリサーチをし、厳選した逸品のコレクションを展示販売している。

12月7日にスタートした同イベントでは、「ブレゲ(BREGUET)」「ブルガリ(BVLGARI)」「ジャケ・ドロー(JAQUET DROZ)」「ピアジェ(PIAGET)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」など30ブランドから450点以上の限定ウオッチや限定ジュエリーがそろう。10周年を記念し、特別に作られたオーダーメード品も販売する。

ウオッチの目玉は、「ブルガリ」の強力な合成サファイアクリスタルを使用した“オクト トゥールビヨン サファイア”や「ジャケ・ドロー」の南国の風景から着想を得た‟トロピカル・バード・リピーター”、世界で5本DFS限定の「フランク ミュラー(FRANCK MULLER)」のダイヤル全体にダイヤモンドを施した‟ヴァンガード クレイジー アワーズ”など。

ジュエリーの注目のアイテムは「ブシュロン(BOUCHERON)」の鳥や羽をモチーフにした“プリュム ドゥ パオン エ オピ”セットや「ブルガリ」のカラフルな色石をふんだんにあしらった“ディーヴァ ドリーム”セット、「ピアジェ」のパームスプリングをイメージした躍動感あふれる“サニー・サイド・オブ・ライフ・ゴールド・スピリット”のカフブレスレットなどがある。

同イベントは、Tギャラリア by DFS マカオ フォーシーズンス店で2019年2月末まで開催する。

なぜスウェーデンにはサステイナブル先進企業が多いのか 貧困国から世界一「評判のいい国」になった理由

「H&M」やヌーディージーンズ などのスウェーデンブランドは、とりわけサステイナビリティーの追求が目を引く。2015年9月、国連が採択した世界をよりよく変えるための17の目標SDGs(持続可能な開発目標)の現時点での達成率は、対象の156カ国中スウェーデンが1位だ(SDGsインデックス2018年度版)。ちなみに2位がデンマークで3位がフィンランドと続く。また、米国のコンサル会社による調査で16年と18年にスウェーデンは「世界一評判のいい国」に選ばれており、循環型社会を推進しゴミを資源と考えたリサイクルの仕組みも多くのメディアが紹介している。消費税率が25%と高くても、国民には“税金は投資”という考えが根付いているようで、国もサステイナブルなスウェーデンを目指して取り組んでいる。どのようにしてスウェーデンはサステイナブルの考えが発展したのか――駐日スウェーデン大使館のアップルヤード和美・政治経済担当官に聞いた。

スウェーデン人はサステイナブルな仕組み作りに長けていると感じます。

アップルヤード和美・政治経済担当官(以下、アップルヤード):スウェーデンはイノベーションの国で、もともと新しいものを積極的に取り入れる気質があります。大きなきっかけは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、人口の5分の1にあたる約130万人が北米に移住したことでしょう。当時のスウェーデンでは欧州でも貧しい農業国だったため、経済危機と食料不足が原因で人が流れてしまったのですが、国家的な危機ですよね。そこから人々が暮らしやすい、いい国を造ろうと福祉国家の基礎作りが始まりました。そうして、19世紀末から工業化が急速に進展しました。

環境教育が行き届いています。

1960年代に酸性雨が問題になったときに、水の多いスウェーデンではその大切な水が汚染された。自国だけでは環境の改善はできないので国際協力が必要になり、1972年に初めて国際連合人間環境会議が首都のストックホルムで開かれました。ちなみに国連が提唱するSDGsの17のアイコンのデザインもスウェーデン人がデザインしています。

スウェーデンには国として2045年までに排気量ゼロという意欲的な目標もありますが、国民の環境意識が高いのは教育の影響もありますか?

2009年に国民向けに、次世代にサステイナブルなスウェーデンを目指すための16の目標環境を掲げたバイブルが発表されて、12年に始動しました。エコシステム、生物多様性、循環型経済、健康、よい消費者であることなどを義務教育で学んでいます。そうはいっても実は循環型経済に向けた取り組みを始めたのは早かったのですが、体系化するのは遅れていると感じています。

ファッションでは「H&M」や「ヌーディージーンズ」がサステイナビリティーを追求しています。

「H&M」は(スウェーデンの)ヴィクトリア皇太子もアピールしていますね。ヴィクトリア皇太子はお母さまから譲り受けた服を現代風に着こなすなど、率先してリサイクルやサステイナブル素材を用いたものを着用して後押ししています。海洋プラスチック問題にも取り組むなど、著名人も率先しています。文化民主主義大臣はノーベル賞の晩餐会で、ストックホルムでリサイクルした布で仕立てたドレスを着用しました。

ゴミのリサイクルが進んでいると感じるし、ゴミを燃やしたときの熱量も暖房に再利用すると聞いたことがあります。

ゴミを燃やして、電気と熱を取り出しています。熱は地域暖房として活用しています。ゴミ焼却施設は発電所でもあって、その焼却熱によって発電しています。

近隣諸国からもゴミを有料で輸入してリサイクルしているとか。

16年は130万トン輸入していますが、実はそこには批判もあります。EU内には、燃えるゴミや有機物の埋め立てを禁止する動きがあります。スウェーデン自体に余剰能力はありますが、輸出元の国でリサイクルの仕組み作りが進展しないという問題に加え、燃やすことで有害物質が放出されないかとう懸念もあるからです。さらに輸入するゴミに対しては、国内に比べてリサイクル率が甘く、燃やすごみにプラスチックが入っているのも批判の要因になっています。

今はバイオ経済を推進しているとか。

国土の70%が森林で、積極的に木材を素材として利用し、バイオベースの循環型経済を目指しています。木製の自転車もあります。ストックホルムに行くといろんな燃料のバスが走っていますが、バイオ燃料で走るバスもあります。大きなバイオ発電所があり、木くずや家庭の生ごみから発電しています。

消費者もバイオ燃料を選択する知識がある。

消費者から、サステイナブルなものが欲しいと生産者に対して圧力をかけています。国も、消費者に対して何を買えば環境にいいかを教える施設を作り、意識の啓発をしています。各自治体にもアドバイスする人が配置されていています。例えば、魚を一つ取って見ても、MSC認証(持続可能で適切に管理され、環境に配慮した漁業の認証)を得たものを選んだり、ASC認証(養殖に対する認証)のものを推奨したりしています。日本では、価格が割高になるためなかなか浸透していませんし、漁業者もお金を払ってまで認証を取ろうという意識は高くはないと感じます。一方、スウェーデンは消費者がそれを求めているのです。

消費税率も一律ではないとか。

消費税率は25%ですが、目的意識が政策に反映されていて、例えば自転車、皮革製品、服、靴、布類の修理代の消費税率は12%で、循環型経済を推進しています。いい国になるために経済を活性化させるためのよい政策という目的意識が高いのです。だから、スウェーデン人は税金を投資と同じように考えています。炭素税も世界で一番高く、化石燃料をなくすために高い税金をかけています。一方、クリーンな電力で電気自動車を走らせることを推進しており、無税にしたり、低い税金にしたりしています。

今取り組んでいることは?

電気化の推進です。電気自動車を効率よく走らせるために、走りながら充電できる道路を開発して、ストックホルム郊外で試験運用が始まりました。道路自体を電化する実験です。

松屋銀座が19年新春に売る福袋は「安心」の大ボリューム

松屋銀座は、2019年1月2日の朝9時半から福袋を販売する。2018年5月に開業90周年を迎えたことを記念し「90」にちなんだお得なパックを各階で並べるほか、流行語や時事ネタを絡めた福袋をバラエティ豊かにラインアップ。宝飾・時計サロンでは、フラッシュモブのパフォーマンスでプロポーズを応援する「〜結婚しようよ〜 フラッシュモブでプロポーズ LOVE が満載エンゲージ福袋」を発売。約80 万円相当の商品で価格は54万円(限定3個)。

 「90」に関連する商品は、「安心して下さい!はいてますよ」のネタでヒットした芸人・とにかく明るい安村にちなんで名付けた「安心」のラインアップが充実。トップス90枚入りの大ボリューム福袋「〜安心してください!たくさん入ってますよ〜『オールシーズン対応トップス 90枚詰合せ福袋』」は価格9万円(約15 万円相当、限定1 個)。婦人と紳士のハンカチをたっぷり詰め込んだ「安心してください!ハンカチ90 枚入ってますよ福袋」1万800円(約2万7000円相当、限定5個)や、紳士のコートやニット、マフラーといったカシミヤ商品のみで構成した「『紳士カシミヤ福袋』〜安心してください!すべて日本製ですよ〜」9万円(約27万円相当、限定2個)などを用意した。同店の最高額福袋は、「ロマネコンティ6本セット福袋」972万円で、地下1階の和・洋酒売場で売る。

 18年の初売りで開店前に並んだ客数は約6200人。最も早く売り切れた福袋は「ワイシャツづくし福袋」(1万4500円・限定3個)で、開店後約1 分で完売した。